ウイルス感染予防のための湿度は?

こんにちは、蛯沢です。

ここ最近、急に寒くなってきましたね。
みなさま、風邪などひいておられませんか?
これから冬にかけて、空気が乾燥してくるとインフルエンザなどのウイルスに感染しやすくなります。
オフィス内には加湿器があるのですが、加湿器から少し離れた場所でも、本当に加湿できているでしょうか?
実際にログを取って調べたくなったので、湿度ロガー(ついでに温度と気圧も)を作ってみました。

湿度ロガー

というわけで本題です。arduinoで温度、湿度、気圧ロガーを作ってみました。

作成にあたって、下記のサイトを参考にさせていただきました。
https://www.mgo-tec.com/blog-entry-ss-wroom-howto01.html

arduino自体は触ったことはなかったのですが、プログラムと多少の電子工作知識があれば出来そうだったので早速スイッチサイエンスさんでポチりました。

ESP-WROOM-02開発ボード
https://www.switch-science.com/catalog/2500/

BME280(温度、湿度、気圧センサー)
https://www.switch-science.com/catalog/2323/

ブレッドボードで配線します。

上記サイトを参考に、Arduino IDEをインストール、設定。
センサー(BME280)のライブラリはこちらを利用させていただきました。
コードもほぼコピペからの修正ですが、何とか動くようになりました。

これで簡易httpサーバーとして動くようになり、GETリクエストで、温度、湿度、気圧をjsonで取得できるようになりました。

グラフ化する

次にこれをグラフにします。グラフ化するには、muninを使用します。
muninのプラグインスクリプトはperlで書かれているものが多いので、なんとなく合わせてperlで書きました。

同様に、湿度、気圧のスクリプトも用意します。

用意した3ファイルを /usr/share/munin/plugins に置き、/etc/munin/plugins/ からシンボリックリンクを張ります。

このようにグラフ化できました。


ログを取ってみた結果

湿度は時間(昼or夜)や天候などでもかなり変化するため、数日かけて加湿器で加湿したり、しなかったりしばらくログを取ってみたところ、一般家庭用の加湿器でもそれなりの範囲は加湿できることが分かりました。
1台で開発エリアをカバーすることはさすがに無理ですが、数台あれば大丈夫そうです。

絶対湿度?

これでセンサー情報をグラフ化出来ました。
しかし、いろいろ調べたところ、湿度には相対湿度と絶対湿度があり、インフルエンザウイルスの感染には絶対湿度が重要なのだそうです。
なので絶対湿度もグラフで表示できるようにしてみました。
正確な計算式は複雑なので、近似式がいくつかあるようなのですが、今回は簡単なTetens式を使いました。

湿度と同様にmuninのプラグインとして仕込みます。

インフルエンザ注意報でウイルス感染を防ぐ

グレッゾ社内ではmattermostというチャットを使用していて、トトという名前のbotと会話できるのですが、このトト君にインフルエンザ注意報を投稿するようにスクリプトを書いてみました。
こちらのサイトを参考に、11g/m3以下なら注意報、7g/m3以下なら警報とします。

cronで平日の午前10時に投稿するようにしてみました。
これでインフルエンザ等の感染者が少しでも減ることを期待しています。