初老プログラマのぼやき – その2

前回のぼやきを読んでたら眠くなったと妻から指摘を受けた。が、他にとりえも無いので、もう少しお付き合いをお願い致します。

新天地。その名はCD-ROM

もう15年近く前の話だ。
本当ならDisc(CD-ROM)なんてやめてしまいたい。しかし、それはできない。
ゲーム機の高性能化が進み、3D表示や動画再生、音楽のストリーミング化など実現するには大量のデータが必要だ。
Discは安いメディアなので、媒体がDiscへ移っていくのは自然な流れだからだ。

時間は刻々と過ぎていく。他の人間の作業開始まで時間が無い。
私はどうすればいいんだ。
大体なんでこんなに読み込みが遅いんだ。540Mに対して秒間0.3Mだと!
全部読んだら1800秒もかかる。
こんなデカい容量、一体誰が必要なんだ。

周囲が騒ぎ始めた。
A「マジかよ、ゲーム開始まで1分近いぞ。おせ~」
B「おいっ、マップジャンプに15秒もかかったぞ」
C「こんなのバグだよ。バグっ」
くっ、勝手な事を言いやがって。

私は決めた。
Discから早く読むことは出来ないなら、なるべくDiscから読まないようにしてしまえばいい。
幸いメモリに少し空きがある。
空いたメモリに読み込んだデータを保存しておいて、次に必要になった時はメモリからコピーする。
しかもデータを圧縮しておけば秒間0.3Mの転送速度も実質もっと多くできるぞ。
これで準備は整った。みんなを驚かせてやる。

今回のネタ - キャッシュ

頻度の高いデータを高速な記憶領域に蓄えておく事により、低速な記憶領域へのアクセスを高速化する事をキャッシュと呼びます。

 

次回「閃き」に続く…かもしれない