初老プログラマのぼやき – その1

面白い記事を書こうと考えてみたのですが、歳のせいか説教くさい事しか思い浮かばない。
諦めて色々ぼやいてみようと思います。

ずっと読み込み時間を気にしている気がする

もう20年近く前の話だ。
私はデータを圧縮無しにするか、圧縮有りにするか迷っていた。

実はこういう事だ。
ハードウェアの進化によりメディアからデータの読み込み速度は早くなってきている。
読む込むサイズも巨大になっていくので、読み込み時間は長くなる一方。
最終結論を出す日はすぐそこだ。

コンピュータを人間に、データを本に例えて説明しよう。

データを圧縮しないならこうなる。
人間が直接本を読むイメージに近い。ページを開けばすぐデータを読むことができる。

だから速い! しかし、必要なメモリが増える。

データを圧縮するならこうなる。
暗号を解いてから読むイメージだ。ページを開いても何が書いてあるかすぐ分からない。

だから遅い! しかし、必要なメモリが減るのでカセットに必要なメモリが減る。ゲームの値段が下がる。これは捨てがたい。

いよいよ決断の時が来た。
私はデータを圧縮する事を選んだ。
やはり値段が手頃というのは大事だ。買ってもらえる確率も上がるかもしれないし、遊んでもらえなければ意味が無い。
それにデータ展開の時間なら場面転換の演出を工夫する事で時間を短く感じる方法があるかもしれない。
この先に起きるデータサイズのビッグバンを知らない私は、目の前の問題を小手先で何とかならないか呑気に考えていたのでした。

圧縮の一例

所持金1ゴールドのキャラクターが100人いて圧縮しない場合

1 1 1 1…(1が100個メモリに並びます)

これを圧縮した場合

1 を 99回コピー(1と99とコピーという3個のデータがメモリに並びます)

 

次回「新天地。その名はCD-ROM」に続く…かもしれない