こんにちは、プランナーのうちだです。
私の趣味はガジェットを買い漁ることで、理想のデスク環境を追い求めて日々散財を繰り返しています。
今回はそんな私がいつも職場で使っているキーボードについて紹介したいと思います。
というわけでまずは写真を見ていただきましょう。どうぞ。

※撮影のためにケーブル類は抜いています
……色々と気になるところがあると思いますが、順番に紹介します。
このキーボードは”Keyball44″といいます。左右2つに分かれている「分割キーボード」でトラックボールがついているのが特徴です。
左右2つに分かれているキーボードのことを「分割キーボード」と呼びます。このキーボードもTGBの列とYHNの列の間で左右に分かれていますね。
なぜわざわざ分割するのか、よくメリットとして挙げられているのは「姿勢が楽になるから」です。
左右に分かれたキーボードを肩幅くらい広げて置くことで、肩が開いて姿勢が良くなる……ということらしいです。
正直なところ、私はこのメリットはあんまり実感できていないのですが、目の前のスペースが空くのはすごく便利でした。
メモ帳や開発用の機材など、身体の正面にものを置けるのはデスクスペースの自由度が上がって快適です。
イラストレーターの方がペンタブを身体の正面に置けたりするのは便利なのではないでしょうか。

写真をよく見てみると普通のキーボードよりもキーの数がすごく少ないですね。
普通のキーボードは90~100個くらいキーがありますが、この”Keyball44″は44個しかありません。
数字キーもなければファンクションキー(F1~F12)もない。こんな小さいキーボードでまともに仕事ができるのか、と思う方もいるでしょう。
実は、こういった小型のキーボードには「レイヤー機能」なるものが存在します。
私のキーボードの場合、親指のキーを押すとレイヤーが切り替わり、普段は”M”になっている場所が”1″に切り替わるのです。

普通のキーボードでもShiftキーを押しながら”1″を押すと”!”が出てきますよね?
それと同じようなイメージです。同時押しを駆使して足りないキーを補っているんですね。
「同時押しがたくさんあっても覚えられないよ」と思う方もいると思いますが、好きに配置を変えられることもあり、私は1週間で慣れました。
キーの数が少ないと指が動く範囲が狭いというメリットもあります。
私は20年以上普通のキーボードを使っていましたが、ホームポジションから遠い記号などは手元を見ずにタイピングすることはできませんでした。
でも、この小さいキーボードに変えてから1か月くらいで手元を見ることはなくなりました。
画面を常に見ながらタイピングができるので、速度も正確さも超絶アップです。
私のKeyballは右側のキーボードに緑色の球がついています。

これはトラックボールと呼ばれるもので、この球をグリグリと回すことでマウスカーソルを動かすことができます。
テキストファイルをダブルクリックして開く→文字を入力して保存→別のフォルダにドラッグアンドドロップ……といった作業を、いちいちマウス/キーボードを持ち替えてやっていませんか?
Keyballを使えば常にキーボードに手を置きながらマウス操作ができるので、煩わしい持ち替えは一切不要です。
クリックやスクロールなど、カーソル移動以外のマウスの機能もキーに割り当てることができるため、全ての操作がキーボードだけでできてしまうのです。
Keyballのような特殊なキーボードは「自作キーボード」と呼ばれていて、個人が趣味に近い形で開発しているものが多いです。
市販のキーボードとは違い、カスタマイズ性が高いことも魅力の一つなのです。
一つ一つのキーのスイッチ部分や、そのスイッチに被せるキャップなど、自分の好みに合うものを使うことができます。
例えば、私のキーボードでは、親指で押すキーだけ高さが低くなるようにしたり、マウスクリックを割り当てているキーだけ感触を変えたり、一般的なキーキャップより少し指が触れる部分を広いものにしたり……などなど。
ここの試行錯誤にいくらお金を費やしたのか、あまり考えたくはないですね。
キーボード:Keyball44(白銀ラボ様制作)
キースイッチ:TTC Iron Mechanical Linear Switch, Durock White Lotus Light Tactile(Jキー), Ambients Silent Choc Switches Nocturnal(親指キー)
キーキャップ:MDA Future Suzuri
まだまだ紹介しきれていないこだわりがたくさんあるのですが、今回はこの辺りでおわりにしておきます。
「自作」と呼ばれていますが、パーツを揃えて組み立てるだけの簡単なキットもたくさんあります。
みなさんもぜひ自作キーボードに手を出して、深い深い沼に沈んでみてはいかがでしょうか。