万年筆はいいぞ

自己紹介

はじめまして、2022年度入社 プランナーのうちだです。
新卒としてグレッゾに入社してあっという間に数か月がたち、時の流れの速さを実感しています。始めはビクビクしながら仕事をしていましたが、優しい先輩方のおかげで今はリラックスして仕事に臨むことができています。とても雰囲気のいい会社で安心しました。

万年筆と私

さて、今回のコラムのテーマは「こだわりの道具」です。
私は普段使う道具にこだわるタイプの人種で、特にPC周辺機器や筆記用具は気に入ったものでないと耐えられない性質です。
そんな私のこだわりの道具の数々を紹介……と行きたいところですが、長くなってしまうので割愛します。タイトルの通り、今回は万年筆について紹介します。

私と万年筆の出会いは大学生の時でした。ある日ふと「万年筆って大人っぽくてかっこよくね?」という幼稚な理由で万年筆を調べ、LAMYという会社の万年筆を購入しました。そこで力をかけずにさらさらっと書ける万年筆の魅力にやられてしまったのです。それから他の万年筆も欲しいなぁと思い色々調べたのですが、いかんせん高いものが多く学生の身では手を出せず……。

しかし!私は!今や社会人!

「誕生日だから自分にご褒美なんだ……」
そう言い訳をしつつ新宿の伊東屋に駆け込み、買ってしまいました!新しいマイ万年筆を!
それがこちらの、パイロット キャップレスマットブラックです!!

仕事用の万年筆を用意して楽しくメモを残したいと思いつつ、「仕事で使うのにいちいちキャップを外すのめんどくさいなぁ……」と万年筆を使うことを躊躇していたのですが、この子はキャップがないのです。よくある普通のボールペンと同じようにノック式で使えます。実際にペン先を出してみるとこんな感じ。

いわゆるキャップ式と呼ばれるタイプの万年筆と比べるとペン先の露出がかなり少ないです。きっとこの子は恥ずかしがり屋さんなのでしょう。そこが愛おしいところでもありますね。
本来はキャップを被せてペン先が外気と触れないようにしないとインクが乾いて書けなくなってしまうのですが、そこはパイロットさんの素晴らしい技術でなんとかしてくださっているようです。詳しいことは私も理解してないので調べてみてください。

そして、万年筆の楽しさといえばなんといってもインク選びです。今回は万年筆本体と同じパイロットの「色彩雫(いろしずく)」というシリーズのインクを買いました。色彩雫はすごく有名で人気なインクで、24色販売されています。今まではインクボトルのみでの販売でしたが、今年ついにカートリッジ版が発売されました。めんどくさがりの私にとっていちいちインクを吸引しなくても済むカートリッジ版は救世主。飛びつくように購入したのがこちらの「孔雀」です。

色彩雫は名前がユニークで面白いのでぜひ調べてみてください。「松露」と「孔雀」で迷ったのですが、松露のカートリッジ版はまだ発売されていなかったので、孔雀を使うことにしました。松露が青混じりの緑、孔雀が緑混じりの青というイメージです。

書き心地がとても快適で大好きな青緑色のインク、最高すぎて毎日メモを取りながらニヤニヤしています。書くという行為を楽しむためにメモを取っていて本末転倒……のような気もしますが、メモ取って悪いことはないでしょう。多分。

みなさんもぜひ一度万年筆を手に取ってみてください。銀座や新宿にある伊東屋さんは展示品も店員さんの知識も豊富で、見て、手に取って、話を聞いてみるだけでも楽しいです!!万年筆最高!!

おしまい

  • うちだ